M&A専門誌マール

2011年5月号 199号 : 潜望鏡

原発事故と東電の行方 有料記事です

編集委員 川端 久雄

巨額の賠償責任

東日本大震災に起因する東京電力福島第一原発の事故は、原発のあり方を世界中に問いかける一大契機となりました。原発に関連する新たな計画やグローバルM&Aもストップしています。
何よりも日本は原発災害というかつて経験したことのない試練に直面しています。

住民の避難、放射性物質の拡散に伴う環境汚染、将来の健康被害、農作物の出荷制限、企業の操業停止など、社会と経済に与える被害は甚大です。原子力損害の特徴は、国境を超え、長期間にわたり爪あとを残す点にあります。

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