M&A専門誌マール

2018年01月24日(水)

藤原裕之の金融・経済レポート

産直アプリ「ポケマル」は地方経済活性化につながるか ~地場スーパーが持つ「身近なつながり」の力

 藤原 裕之((一社)日本リサーチ総合研究所 主任研究員)

産直サービスの台頭 ~躍進する「ポケマル」

  「ポケマル」というスマホアプリをご存じだろうか?全国の農家や漁師さんからスマホ一つで直接食材が購入できる産直アプリである。サービスを運営するポケットマルシェは昨年9月にフリマアプリ運営大手のメルカリから出資を受けるなど、急速に売上を伸ばしている。

  ポケマルには生産者とユーザーが直接話をすることができる機能も備わっており、生産者の生の声を届けることで商品にストーリー性を吹き込むことに成功している(図表1)。ストーリーに共感したユーザーは価格が多少高くても喜んで購入していく。なぜならその商品には鮮度、うまみといった機能面の価値だけでなく、ユーザーに刺さるストーリー性(情緒価値)が価格に上乗せされているからである(図表2)。情緒価値が吹きこまれた商品はコモディティ化しないため価格競争に巻き込まれにくい。

図表1   ポケマルのアプリ

           (出所)ポケットマルシェ

図表2   情緒価値が価格を引き上げる

              (出所)筆者作成

ふとした疑問 ~産直は地元経済の活性化につながる?

  創業者が筆者と同じ出身地ということもあり、筆者自身お気に入りの産直アプリとして時々利用させて頂いている。

  しかし最近…
 


■藤原 裕之(ふじわら ひろゆき)

 

略歴:
弘前大学人文学部経済学科卒。国際投信委託株式会社(現 三菱UFJ国際投信株式会社)、ベリング・ポイント株式会社、PwCアドバイザリー株式会社を経て、2008年10月より一般社団法人 日本リサーチ総合研究所 主任研究員。専門は、リスクマネジメント、企業金融、消費分析、等。日本リアルオプション学会所属。

※詳しい経歴・実績はこちら
※お問い合わせ先:hiroyuki.fujiwara@research-soken.or.jp

 

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事業承継・地方 , 業界動向 , 藤原裕之

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