マーケット・業界動向

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2017年7月号 273号
第148回 電子商取引(EC)業界 有料記事です

 マール企業価値研究グループ
前期大幅減益となった楽天、次の一手はどこに 参入企業の増加で、競争が激化する国内電子商取引(EC)市場   国内電子商取引(EC)市場は、スマートフォンの普及が後押しして成長を続ける一方で、楽天をはじめ、アマゾン・ジャパン、ヤフー、家電量販店、カテゴリーサイトなど参入企業間の競争が激化している。楽天とアマゾンの2強をヤフーが猛追しており、売り上げは増加しても、顧客を囲い込むためのポイントサービスなどが利益を圧迫する構図も生まれている。国内市場を牽引してきた楽天の最新のM&Aを含めた事業戦略などを通して、日本のEC業界の今後を展望する。 楽天 前期は2年連続の増収減益   楽天の2016年12月期連結決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が前期比17.6%減の779億円と、大幅な減益で2年連続の増収減益となった。楽天はインターネット上の仮想商店街「楽天市場」で16年1月からポイントが最大7倍となるキャンペーンを続けている。その結果、利用者が増え、16年12月期連結決算の売上高は前期比9.6%増の7819億円となったものの、事実上の値引きに当たるポイントサービスが利益を押し下げている。   ヤフーの2017年3期(2016年4月~2017年3月)の連結決算の営業利益は前年同期比14.6%減の1920億円となった。ヤフーは運営するインターネット上の仮想商店街「ヤフーショッピング」で、顧客へのポイントサービスを拡充するとともに、企業の出店料を無料にするなどして品ぞろえを増やし、売り上げを伸ばす戦略で、楽天、アマゾン・ジャパンの国内EC市場の「2強」に対し、攻勢をかけている。 「楽天経済圏」で成長   楽天が創業したのは1997年2月。その年の5月に立ち上げたインターネット・ショッピングモール「楽天市場」は、このほどサービス開始から20年を迎えた。楽天の歩みは、日本のEC市場の成長と重なる。

マーケットを読む ~今月のM&A状況~

マールに掲載しているコンテンツです。毎月のM&A動向を、マーケット毎に解説します。 マールの「統計とデータ編」を参照すれば、前月のM&A動向が事例も含め立体的に理解できます。

GLOBALM&A

海外企業の主なM&A案件を紹介しています。世界のM&A情勢、海外企業の事業戦略などを見ることができます。

業界動向「M&Aでみる日本の産業新地図」

マールの執筆陣が連載で、各業界のM&Aを分析・解説します。パラダイムの転換・産業構造の改革を迫られるなか、あらゆる業界で業界再編とM&Aによるグローバルな成長戦略が求められています。自動車業界の動向、内需型企業のアジアへの展開など、アナリストが語ります。

M&A回顧

去年のM&Aの状況について迅速に整理されたい場合は、まずご覧ください。1年間のM&Aについて、トピックや特徴を整理しております。

統計(表とグラフ)

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